• 検索結果がありません。

震災前にも増して元気ないわき市を(市復興事業) 「東日本大震災・いわき市復興のあゆみ2014」記録誌及びDVD(平成27年3月11日発行) | いわき市役所

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "震災前にも増して元気ないわき市を(市復興事業) 「東日本大震災・いわき市復興のあゆみ2014」記録誌及びDVD(平成27年3月11日発行) | いわき市役所"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

- 8 - - 9 - 理が完了し、津波堆積物については発生推計量約 23.7万tのうち、約23.4万tの処理が完了して おり、処理の進ちょく率は全体で約99%となっ ています。

 処理を進めるにあたっては、最終処分量をでき るだけ少なくするため、可能な限りリサイクルを 進めており、発生した「災害廃棄物等」の約7割 をリサイクルできる見込みとなっています。(図 4-(2)-1)

 平成26(2014)年度は被災船舶の処理や津波堆 積物を新たに整備される防災緑地などの資材(土 砂)として活用するための選別処理を中心に「災 害廃棄物等」の処理を進めています。

 なお、「災害廃棄物等」の処理の進展に伴い、 設置された19か所の仮置場のうち、既に14か所 は仮置場としての使用を終了しており、残りの 仮置場についても、「災害廃棄物等」の処理が 完了し次第、整地などの原形復旧を行い、平成 27(2015)年3月末までには仮置場としての使用を

終了し、「災害廃棄物等」の処理事業がすべて完了する見込みとなっています。

5 震災前にも増して元気ないわき市を (市復興事業)

⑴ 復興特区制度

① 国は早期復興をめざし、「東日本大震災復興特別区域法」を施行

 市が復興事業計画を円滑に実施するためには、国・県の支援や連携が不可欠となります。

 国においては、「東日本大震災復興基本法」(平成23[2011]年6月公布・施行)に基づき、同年12月に「東 日本大震災復興特別区域法」を施行しました。次いで、平成24(2012)年2月には「復興庁設置法」を施行 して、同年2月10日には復興庁、その地方機関として、福島復興局(本局=福島市)いわき支所をいわき 地方合同庁舎に開設して、事業迅速化を図りました。

 復興事業施策としては海岸、河川、下水道、交通網、農地・農業用施設、漁港・漁場など、学校施設な ど、災害廃棄物の処理などが対象となり、おおむね5年間で完了をめざす予定となっています。

 市は、国の特別区域(特区)制度を最大限に活用して、「市復興事業計画」(平成23 ~ 27年度までの5年間) を着実に遂行することとしています。

② 復興特別区域(復興特区)制度の概要

 被災地の復興を円滑かつ迅速に推進するための具体的な手法としては、「東日本大震災復興特別区域法」 第47条の規定に基づく、「復興特区」制度があります。この制度は次の3区分で構成されています。  〔1〕個別の規制、手続きの特例や税制・金融上の特例を受けるための「復興推進計画」

 〔2〕土地利用の再編に係る特例許可・手続きの特例を受けるための「復興整備計画」  〔3〕財政上の特例である復興交付金の交付を受けるための「復興交付金事業計画」  各計画については、国の認定を受けることなどにより特例が適用されます。(表5-(1)-1)

処理済

未処理 未処理 処理済 未処理

処理済 未処理

津波堆積物

再生 埋立

推計

推計 推計

推計

津波堆積物

再生

埋立 焼却

推計

推計 推計

推計

処理済

92.1万トン推計量

■図4-(2)-1 「災害廃棄物等」の処理状況(平成26年12月末現在)

5 震災前にも増して元気ないわき市を(市復興事業) 4 早期復旧に向けて、全力で事業遂行(復旧事業)

(2)

- 10 - - 11 -

■表5-(1)-1 復興特別区域(復興特区)制度の概要

区分 構成 復興推進計画 復興整備計画 復興交付金事業計画

計 画 の 内 容 個別の規則、手続きの特例や税 制上の特例措置を受けるための 計画

土地利用再編に係る特例許可・ 手続きの特例措置を受けるため の計画

復興地域づくりを支援する、交 付金(復興交付金)事業に関す る計画

特 例 の 内 容

○住宅、産業、まちづくりなど 各分野にわたる規制、手続き

○雇用の創出などを支援する税の特例 制上の特例 など

○事業に必要な許可の特例

○手続きのワンストップ処理

○新しいタイプの事業制度の活 用

○40のハード補助事業の一括化

○使途の緩やかな資金の確保

○地方負担金の手当て

○執行の弾力化、手続きの簡素 化

い わ き 市 に お け る 具 体 的 な 事 業

○「ふくしま産業復興投資促進 特区」による税制上の特例

○ 「サンシャイン観光推進特区」⇒p30 による税制上の特例⇒P31  など

○「震災復興土地区画整理事業」  (久 之 浜、 平 薄 磯、 同 豊 間、

小浜町など)⇒P11 ~ 16

○「震災復興土地区画整理事業」  (久 之 浜、 平 薄 磯、 同 豊 間、

小浜町など)⇒P11 ~ 16

策 定 主 体 県、市町村(単独または共同) 市町村(単独または県と共同) 市町村(単独または県と共同) 手 続 き 内閣総理大臣の認定 (必要に応じて)公聴会などを経

て、復興整備協議会における協 議・同意⇒計画を発表

内閣総理大臣に提出

ア 復興推進計画

 復興推進計画は規制・手続きの緩和や税制上の特例によって、復興を促進させるために設けられた特例 で、規制緩和の面では、公営住宅の要件、事業免許、建築基準法における用途など、広範囲の分野で進め ることが可能となります。税制上や金融面では、課税免除、税制優遇、利子補給などを受けることが可能 となります。

 市は、県や県内他市町村と共同で、あるいは市単独により、「ふくしま産業復興投資促進特区」、「サンシャ イン観光推進特区」など13件の特例措置を受け、事業を展開しています。

イ 復興整備計画

 国土交通省と農林水産省が所管する法律に基づく事業を行うに際して受けられる、土地利用の特例が内 容となっています。

 たとえば、これまで都市計画の土地利用に関しては、市町村-都道府県-国という段階を経た手続きが 必要でしたが、復興整備計画の場合では、市町村と都道府県などが参加する協議会で協議し、国の関係機 関の同意を経て公表された場合には、計画に必要な許認可(この場合、都市計画法の開発行為、農地法の 農地転用許可など)があったものとみなされることになり、復興のスピード化が図られることになります。  市は平成24(2012)年6月、いわき市長、国の関係機関の長、県知事などの構成による「いわき市復興整 備協議会」を設置しており、この機関における協議を経て事業計画を策定し、海岸部の被災地を中心とし て、防災集団移転促進事業、震災復興土地区画整理事業など、さまざまな土地利用に関する事業に着手し ています。

ウ 復興交付金事業計画

 復興交付金制度は、被災地方公共団体が自らの復興プランの下に進める地域づくりを、資金面から支援 することにより復興を加速させようと創設されたもので、いわき市を含む特定被災区域において、文部科 学省、農林水産省、国土交通省など5省40基幹事業およびこれら事業に関連する効果促進事業が対象とな りました。

 市は順次着手可能な事業を事業計画として取りまとめ、平成23(2011)年度から現在までに第1 ~ 10次 にわたり申請し、これまで防災集団移転促進事業、震災復興土地区画整理事業、災害公営住宅整備事業、 復興整備実施計画事業などが採択されました。採択事業は延べ287事業、交付対象事業費は約1,238億円、 交付金額は約993億円に達しています。

 今後も平成27(2015)年度まで数度の申請を予定しており、市の早期復興を図るため、本制度を最大限 に活用することとしています。

5 震災前にも増して元気ないわき市を(市復興事業) 6 復興へ向け、施策を展開(復興事業計画の重点施策)

参照

関連したドキュメント

 宮城県岩沼市で、東日本大震災直後の避難所生活の中、地元の青年に

防災 “災害を未然に防⽌し、災害が発⽣した場合における 被害の拡⼤を防ぎ、及び災害の復旧を図ることをい う”

あった︒しかし︑それは︑すでに職業 9

本部事業として「市民健康のつどい」を平成 25 年 12 月 14

高崎市役所による『震災救護記録』には、震災 時に市役所、市民を挙げて救護活動を行った記録 が残されている。それによれば、2 日の午後 5

スポンジの穴のように都市に散在し、なお増加を続ける空き地、空き家等の

原子力災害からの福島の復興・再生を加速させ、一日も早い住民 の方々の生活再建や地域の再生を可能にしていくため、政府は、平 成 27

東日本大震災被災者支援活動は 2011 年から震災支援プロジェクトチームのもとで、被災者の方々に寄り添